疲れたときは、空でも見てみよう
こんにちは!プロミスぷろ編集部です!
借金と彗星?いったい何が関係しているのかと思う人もいるでしょう。
ただ単に、今月がネオワイズ彗星の見える時期ということもありますが、国立天文台普及室長、縣秀彦准教授が興味深い話をされていたので、少し紹介させてくださいね。
――天文学が途上国ではなかなか普及しないのはなぜなのでしょうか。
答えは明確です。天文学が文化的な活動だからです。人間というのは、まずはご飯を食べられないとダメなんですよ。まず満腹になる。そして家がある。生物としての根本的な第一次欲求が満たされないと、文化的な活動は始まりません。例えば日本の過疎地域で、地域経済が困っている場所に行って星や宇宙の話をしても、まともに取り合ってもらえません。「それじゃ飯は食えない」と言われて終わりです。
この10年で大きく変わりましたが、中国でも以前は宇宙の話をしてもだれも関心を持ちませんでした。高度経済成長期の日本と同じです。星や宇宙のことよりもどうやって食事にありつくのか、より多く稼ぐのかの方が重要だったのです。ですから、天文学の普及には社会的な豊かさというのが欠かせないのです。
――そうした途上国で天文学を広めることの重要性とはなんなのでしょうか。
今言ったように、生きるための欲求が満たされないと、天文学のような文化的な活動は行われません。しかし、子供のころはそうとは限りません。子供たちはお腹が減っていても一生懸命サッカーをしたりするでしょう。彼らには夢や希望があるんですよ。未来を見ている。夢や希望があれば、苦しい中でも志を維持したり、前向きな気持ちで生きることができる。
天文学はよく「すぐ金にならない」と言われたりします。それは全くその通りです。しかしそれでも天文学が必要なのは、天文学が未来を見せてくれるから、夢を与えてくれるからなんです。天文学は空間軸の他にも時間軸を使う、4次元で物事をとらえる学問ですから、過去や未来が見えます。そうした大きなスケールで世界を俯瞰して見る視座に立つと、こんな小さな星の上でいがみ合っていることが馬鹿馬鹿しくなってくる。
――天文学が、生きる支えになると。
ええ。これは日本の話ですが、身投げをしようとしていた女性が、立ち寄ったサイエンス・カフェで星や宇宙の話を聞いて、「ああ、私の悩みはなんてちっぽけなんだろう」と感じて、自殺を思いとどまったという話があります。より社会的な文脈ですと、コロンビアのメデジンで、武装集団の若者たちがプラネタリウムを見てから武器を捨て、学校に通いだしたという実話があります。
◆引用元:SYNODOS|夢と希望を与える天文学――天文の力で世界を平和に国立天文台普及室長、縣秀彦准教授インタビュー
自分が見ている方向だったり、物事の捉え方だったり、、、マイナスな感情に埋め尽くされているときは、知らずのうちに偏ってしまっていることもありますよね。
後で、何で、あんな考え方をしていたんだろうって思うことあります。
この記事で「違う視座に立つ」という言葉の通り、少し視点を変えてみると気持ちも変わるのではないかと。
丁度今見える彗星でも探しに、夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。
毎日の生活に疲れたときや、気持ちが沈みそうなとき、自分がよくしているのでお節介ながらも紹介してしまいました。
◆国立天文台|(速報)ネオワイズ彗星が明るい(2020年7月)
明日は、昨日の内容に続きネット銀行について紹介します。
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◆プロミスぷろ:プロミスはゴールデンウィークも最短即日融資可能?大型連休中の返済日も紹介
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